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市長室からこんにちは(平成27年5月号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年1月1日更新

 平成27年度益田市の大きなテーマは、「人口拡大計画から総合戦略へ」です。

 一年前に人口拡大計画を策定し人口拡大課を設置した動機は、人口減少が益田市に深刻な影を落としているという認識と、市民の皆様と危機感を共有し難題に取り組まねばならないという決意でした。ただ、人口減少が脅威であることは誰の目にも明らかなものの、この根深い問題に正面から向き合うこと自体リスクを伴う上、特別な財源が見込めないなどの制約事由もあり、確たる勝算よりもむしろ意気込みに支えられた挑戦といえました。

 ところがその直後、人口問題がにわかに全国的に脚光を浴びることとなりました。発端は、人口流出により将来的に行政機能の維持が困難になるとされる多くの自治体を「消滅可能性都市」と規定する衝撃的な論文です。政府においても、9月に「まち・ひと・しごと創生本部」の設置、11月に「まち・ひと・しごと創生法」の制定と、地方創生を重要課題とする方針が打ち出され、自治体に対してもそれぞれの人口ビジョンと総合戦略の策定を求めるとともに、財政を含めた支援を行うよう努めるとされました。

 全国に先駆けて人口問題に着目し、施策の体系化と取組を始めた益田市としては、それだけの自負と「消滅してたまるか」という気概を持って、総合戦略を策定したいと考えます。また、この機会に人口拡大計画のビジョンや方針を基本としつつ、さらに新たな視点とプロセスを加えることとします。

 その一つは、若者・女性を中心とする運営委員会の主導により「人口拡大市民フォーラム」を開催し、幅広く意見やアイデアを募ることです。市民の皆様との対話の機会は従来も種々ありましたが、今回は一味違う仕掛けづくりに努めます。市民参加の扉を開け放ち、人口拡大への気運をさらに高めるためです。

 市民の皆様には積極的にご参加いただき、個性と生彩を放つ戦略づくりに寄与くださいますようお願い申し上げます。