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市長室からこんにちは(平成26年2月号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年2月1日更新

 道の起源は、動物の通り道であったけもの道、あるいは人間が決まった経路を歩くことによって形成された踏み分け道とされています。もともと自然発生的にできた道ですが、人間の生活に大いに役立ち、やがて人工的に造られるようになります。文明が進むにつれ、都市や港をつなぐ路線が優先的に開発され、街道として整備されていきます。

 時代が下り、アスファルト舗装は通行を円滑かつ快適にし、橋やトンネルの建造技術は自然条件をも克服します。日本では全国的な幹線道路網を構成する国道が明治以降整備されますが、昭和30年代から建設が進められた高速道路は、高速性や安全性に優れ、社会・経済のあらゆる分野で重要な役割を果たす国土の大動脈となっています。今や便利で身近な交通手段として自動車は鉄道、船、飛行機の追随を許しませんが、その基盤は道路にほかなりません。

 益田市は地理的に広島、山口、萩、浜田などに通じる街道が交差する交通の要衝に位置しますが、残念ながら道路整備の進んだ地域とはいえません。国道9号と191号は急なカーブや坂が多く、道路幅の狭い区間が多い上、交通事故や災害による通行止めの際の迂回路も限られています。高速道路に至っては益田自動車道の約7キロの区間以外は未開通です。

 その中で、先般、山陰自動車道の三隅・益田間は事業化され、今後用地買収に向かいます。未だ予定路線のままの萩・益田間は、今年度「優先区間の絞り込み調査」が行われています。早期開通のため地域住民の皆様のご理解とご協力をお願いする次第です。

 近年の災害の多発により、高速道路の必要性が再認識されましたし、萩・石見空港2便化決定により利用拡大の機運も高まっています。産業、観光、医療、災害対応など様々な意義を訴え、全市一丸となって「命の道」をつなぐ運動を展開していきたいと考えています。