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市長室からこんにちは(平成25年1月号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年1月1日更新

 益田市には様々な特産品があります。今回はその中で、特に美都の柚子と匹見のわさびについて話したいと思います。

 最近、美都の柚子が相次いで注目を浴びていることはご存知の方も多いと思います。

 三ツ星レストランであるジョエル・ロブションのメニューに美都の柚子が採用されたのは有名です。全日空の機内で”ゆずサイダー“が販売されましたし、フレア・バーテンダーの世界的な大会の公式ボトルとなった”YZ“というリキュールは美都産柚子を原料としています。

 また、つい最近まで、JR西日本の新幹線の車内で”ゆずっこ“が販売されていましたので、私も新幹線を利用するときには、必ず買うことにしていました。その際は、他の乗客にも聞こえるようになるべく大きな声で「島根県の益田市の柚子を使ったジュース、何て言いましたっけ? そうそう、ゆずっこ! ゆずっこをください」と、わざとらしく注文するようにしたものです。

 大手コンビニエンスストアやドラッグストアで販売されている”かむかむゆずジンジャー“には、パッケージの目立つところに「島根県益田市産ゆず果汁使用」と書かれています。差別化のため本場の柚子を使っていることを訴求するメーカーの意図が感じ取れます。

 匹見のわさびも負けていません。

 もともと、匹見のわさびはその鮮やかな緑色と辛み、甘み、そして風味の良さから、全国的に非常に高い評価を受け、「青いダイヤ」とも呼ばれるほど高値で取引されていました。ところが、度重なる水害による農地の流出や、割安な輸入品を使用したチューブ入り製品の普及などにより、生産量、需要とも落ちこみ、価格も大幅に下落しました。

 しかし、匹見の大自然の中で、わさび生産に取り組みたいというIターン者が近年増えています。若い新規就農者たちは、生産組合青年部や生産・加工の研究や販路拡大のための組織を立ち上げ、匹見わさびのブランド力向上のために熱心に取り組んでおられます。わさび生産で生計が成り立つようするためには、生産の拡張と並行して、地元での消費を増やすための努力も、行政として必要ではないかと考えています。