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市長室からこんにちは(平成25年7月号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年1月1日更新
 益田市の空の玄関口である萩・石見空港が開港したのは、平成5年7月2日のことです。陸の孤島といわれ、東京への移動に要する時間が日本で一番長いとされていたこの圏域だけに、一番機のジェット音は待望の第一子の産声のように響いたことでしょう。

 道路・鉄道などの整備の遅れたこの圏域にとって空港の存在価値は計り知れません。首都圏や関西圏との時間距離が大幅に短縮されることはもちろんとして、観光や企業誘致を始めとする産業振興の上でも強力な武器になりますし、大災害時には被災者や救援物資の迅速な搬送が可能になるなど防災面でも頼みの綱といえます。

 空港のPRに一役買っているのが、萩・石見空港マラソン全国大会です。空港の稼働時間がごく限られていることを逆手にとり、滑走路を走れる日本で唯一の大会として認知度を高めています。6回目となる今年もいっそうの交流人口拡大につなげたいものです。  

 もっとも、便数の少なさは決して自慢できるものではありません。ただ、運航する航空会社にしてみれば、一定の利用率が見込めることが増便の基本条件となるので、基礎需要の掘り起こしが肝心です。その意味で、首都圏・関西圏との交流を深めることは有効な手段といえます。特に今年度に入り相次いで友好都市交流や災害時相互応援のための協定・覚書を交わすこととなった大阪府の高槻市と豊中市、そして神奈川県川崎市などとの連携強化は一石二鳥にも三鳥にもなる効果が期待できます。 

 開港からちょうど20年、人に喩えればまさに新成人。落ち込んでいた利用者数も数年前から増加に転じています。今後も、近隣空港とのマルチエアポート化の推進や他の交通網との接続強化など、打てる手を次々と打ち、東京便の2便化と大阪便の定期運行復活を実現し、さらなる成長と飛躍を実現させたいものです。住民の皆様のいっそうのご理解とご協力を切にお願い申し上げます。