古代文化シンポジウム「中世益田平野の景観と益田氏」が開催されました

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年1月1日更新
古代文化シンポジウム「中世益田平野の景観と益田氏」が開催されました

平成27年11月22日(日曜日)の13時30分から17時まで、益田市元町の益田市立市民学習センター多目的ホールにて、古代文化シンポジウム「中世益田平野の景観と益田氏」が開催されました。

170人を超える来場者がありました。

会場の様子

まず、記念講演として、戦国大名毛利氏研究の第一人者秋山伸隆氏から、「益田氏と毛利氏」と題するご講演をいただきました。

秋山氏は、石見と安芸を結ぶ陸路と、石見の領主らにとっての廿日市の重要性について強調されました。中世の時代から石見の山間部では製紙業が盛んに行われており、生産された紙は、陸路廿日市から積み出されていたと考えられるようです。

秋山先生講演

続いて、シンポジウム「中世益田平野の景観と益田氏」として、島根大学汽水域研究センター副センター長・准教授の瀬戸浩二氏、益田市歴史文化研究センター主任主事の中司健一、島根県古代文化センター研究員の倉恒康一氏の報告とパネルディスカッションが行われました。

瀬戸氏の報告は、地質調査により益田平野の古環境を復元しようとするもので、その結論としては、中世の益田平野では大きな水面は考えにくく、あっても極めて浅かったであろうということです。

瀬戸先生報告

パネルディスカッションでは、元島根県古代文化センター長の西尾克己氏の司会で、秋山氏および報告各氏により討論が行われました。

議論は盛り上がり、新たな知見も多く得られたと思います。

今回は地質学の瀬戸氏に加わっていただいたおかげで、議論が大いに深まりました。様々な分野で研究する重要性をあらためて感じました。

ご来場いただいた皆さま、開催にあたってご尽力いただきました島根県古代文化センターの皆さまにお礼申し上げます。

パネルディスカッション

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