益田市指定無形民俗文化財「藁蛇(わらへび)神事」が行われました

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年9月12日更新

平成29年9月3日(日曜日)に、益田市匹見町石谷(いしたに)地区の田原大元神社で藁蛇神事が行われました。

藁蛇神事は同地区に伝わる貴重な民俗行事で、昭和57年3月25日に益田市(旧匹見町)の無形民俗文化財に指定されています。
この神事は明治20年代に鹿足郡津和野町日原から同地に伝わったとされており、それ以来一度も休むことなく、八朔(はっさく)(旧暦8月1日)の時期に催されてきました。
水神の化身とされる藁蛇(蛇形)は、稲藁(いなわら)を材料として約7メートルの長さに作られ、社殿の背後にある古椿のご神木に巻き付け、頭部に1本の御幣(ごへい)を刺して五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈ります。


藁蛇は田原集落の方々、そして応援に駆け付けた地元出身者や、神事が日原から伝わった縁で毎年協力している日原郷土史研究会の皆さんによって作られ、神事が継承されています。

胴体と頭部を別に作り、縄で縛って1体の蛇形にします。
藁蛇神事①
藁蛇神事②
藁蛇神事③

神事は10時30分頃から田原大元神社で行われました。
藁蛇を神社に奉納し、祝詞を奏上します。
藁蛇神事④

神事の最後に藁蛇をご神木に巻き付け、頭部に御幣を刺して祈願します。
藁蛇神事⑤

石谷地区は過疎化が進んでおり、現在は他の地域からの協力を得ながら神事が継承されています。
地域の貴重な文化財が関係者の方々の努力によって脈々と受け継がれていることを、今後も多くの方に知っていただきたいと思います。


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