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市長室からこんにちは(令和2年5月号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年4月23日更新

 世界中で多くの感染者、死者を出している新型コロナウイルスの流行については、このコラムを書いている4月上旬現在、いまだ拡大の勢いが衰えず、不安が高まっています。

 ところで、感染症といえば、私事ですが、およそ1年前、元号の変わり目と重なった超大型連休の際、風疹に臥せっていました。予防接種さえ受けておけば防げたのにと、危機感の欠如を後悔したものでした。

 さらに私事ながら、その約2カ月後、再び感染症について考察させられる機会が訪れました。一念発起して受検した実用英語技能検定(英検)1級の英作文の論題がなんと「数十年後、感染症はより大きな問題となるか」だったのです。

 つい先頃自らの身体を苦しめ、多くの方から温かいお見舞いの言葉を頂戴し、また数名の方からは厳しいご叱責をいただく原因となった感染症にまたもや頭を悩ませることになるとは予想もしていませんでした。出題者にしてもエボラ出血熱やジカ
熱、結核等は念頭にあったのかもしれませんが、よもや1年もしないうちに本当に新しいウイルスが世界的に猛威を振るうことまでは予期していなかったことでしょう。

 この論題を肯定する根拠は今では日本語でならスラスラと書けそうです。飛行機など高速交通の普及と人の移動の活発化に伴う感染拡大リスクの増大、それまで有効だった薬剤に耐性を持つ新たな病原体の出現、貧困などから医療の普及が遅れ、衛生状態の改善が進まない発展途上国での顕著な人口増など。

 自身の実体験の記憶が鮮明だったので、検定当日は肯定の立場で答案を書きましたが、結果は残念ながら不合格でした。風疹の熱が下がってからの回復期、自分をとりまいている状況を英語では何と表現するのか一つずつ確認しておけばよかったと、またもや悔やしい思いをしたものでした。

 全国的に感染者、死者の増加に歯止めがかからない中、ついに島根県内でも感染が確認されました。お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに、発症された方の一日も早いご快復を願います。市民の皆様にも、感染予防への最大限のご配慮とご協力をお願いいたします。