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市長室からこんにちは(令和2年7月号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年6月22日更新

  「狭い日本そんなに急いでどこへ行く」こんな安全運転の啓発看板をかつては至るところで見かけました。しかし、領土面積約37万8千平方キロメートルは、200近くもある世界の国(自治政府や属領を含む)の中で61番目の広さであり、決して「狭い日本」ではありません。

 海の面積となるとどうでしょうか。領海とEEZ(排他的経済水域)を合わせた面積は、447万平方キロメートルとなり、なんと世界第6位に躍り出ます。また、日本近海は海底が深い部分が多く、領海とEEZの水の体積は、1億5千8百立方キロメートルもあり、実に世界第4位となります。我が国は世界有数の海洋国家なのです。

 海に囲まれた我が国ならではの童謡が「われは海の子」です。「我は海の子白浪(しらなみ)のさわぐいそべの松原に」と始まるのどかな1番から3番の歌詞がよく知られていますが、もともとは7番まである長い歌でした。6番は「浪にただよふ氷山も来(きた)らば来れ恐れんや、海まき上ぐるたつまきも起(おこ)らば起れ驚かじ」、7番は「いで大船を乗出して我は拾はん海の富、いで軍艦に乗組みて我は護(まも)らん海の国」と、漁業だけでなく、おそらく貿易、海運、さらには海軍についてもよみ込んだ勇壮な歌詞となっていますが、現在はここまで歌われることはあまりないようです。

 「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国家日本の繁栄を願う」日とされる「海の日」が休日となったのは平成7(1995)年のことでした。明治9(1876)年に東北地方を巡行された明治天皇が青森から函館経由で横浜まで船に乗り帰着された日にちなみ、当初は7月20日に固定されていましたが、その後、ハッピーマンデーとするための法律改正により7月の第3月曜日となりました。今年に限って7月23日木曜日に移動されたのは、残念ながら延期となった56年ぶりの東京オリンピックの開会式がその翌日に予定されていたからでした。

※ 任期の区切りにあたり、次回の本欄は休載とします。平素のご愛読に改めて感謝申し上げます。