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市長室からこんにちは(令和3年月3号)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年2月25日更新

 先月第100号を掲載したところですが、実は今回が100番目の「市長室からこんにちは」となります。どういうことかと言うと、遡及して調べたところ、第21号の次の月が第23号となっており、第22号が欠番となっていたからです。そして、まことに勝手ながら、毎月の定期的な掲載については、今月号をもって最終としたいと思います。

 この連載は、自分が書きたいこと、市民の皆様にお伝えしたいことを月に1度、拙いながらも自由に述べさせていただく貴重な機会でした。もちろん立場上言いたいことが何でも言えたというわけではなく、遠回しに書いたり、裏に意味を含ませたりすることもありました。市政とは直接関係のないテーマを取り扱うこともありましたが、それらの多くは私自身の境遇や時々の思いを重ね合わせたものでもありました。

 ただ、考えてみれば、好き放題にものを言うことができないのは私だけではありません。多くの方がこぼしたい愚痴を呑み込み、あるいは誰にも言えない悩みを胸の奥にしまいこんで日々を過ごしておられるはずです。このコラムは、人口5万人を切ったこの小さな町で、毎日を懸命に生きておられる市民の皆様お一人おひとりに宛てて、私から発したメッセージでした。

 文章というものは、決められた字数をどうにかして埋めようとして書くととかく散漫で冗長になりがちです。反対に、どうしても表現したいことを絞り込み、さらに枝葉を取り払って、ぎりぎりまで濃縮したときに「力強さ」を得るものだと考えています。そのような端正で簡潔な文章をお届けできたかどうかは心許ない限りですが、決められたスペースに収めることに毎回苦心したことは確かです。

 以前にも書いたことですが、本欄を読んでくださる方からの反響はとても励みになりました。広報ますだが届いたら真っ先にこのコラムを読むという声がモチベーションの最大の源泉でした。

 これまでのご愛読と市の広報担当職員の労苦に深く感謝申し上げ、ひとまず筆を擱(お)きます。