平成28年度 益田の医療を守る市民の会総会&記念講演が開催されました!
6月8日(水曜日)に「平成28年度益田の医療を守る市民の会総会」と「記念事業」が益田赤十字病院で開催されました。
山本浩章市長が来賓挨拶として、益田の医療を守る市民の会に対する感謝の気持ちを述べました。
総会後の 「記念事業」の第1部では、益田赤十字病院総合診療科部長の岡本栄祐先生が、「益田圏域の医療の現状と今後の課題」について講演されました。
益田赤十字病院の医師数がピークだった平成17年(青)と比べ、現在の平成28年(オレンジ)は、医師の高齢化が進んでいます。
益田圏域全体でも医師の減少、高齢化が進んでいるため、将来ここで活躍してくれる医師を育てていかないといけません。
岡本先生の提言として、研修医を育てていくには、様々な人たちや関係機関の協力が必要と考えています。
「益田の医療を守る会や患者などの市民も、研修医を育てるサポーターになって欲しい」
「研修医と未来の益田圏域の医療のために頑張りましょう」 との言葉で締めくくられました。
第2部では、「地域の医療を守るために~語ろう、これからの益田の医療」と題したシンポジウムが行われました。
益田保健所の中川所長がコーディネーターを務められました。
シンポジストとして、写真左から岡本先生、研修医の桐田先生、市民の八坂さん、高校生の山脇さん、益田の医療を守る市民の会の森田会長に、それぞれの立場から益田の医療を守るための思いや自分たちができることを発表してもらいました。
最後に、市民から研修医への感謝と応援メッセージを贈呈しました。
参加者からは、「将来を担う医療従事者を育てるためには、病院だけでなく市民も一緒になってその役割を担う思いにさせられた」との感想がありました。
今後も益田の医療を守る市民の会の活動によって、医療への理解が進んでいくことを願っています。
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