中村医院の中村文春院長がへき地医療貢献者表彰を受賞されました!
印刷用ページを表示する 掲載日:2017年11月7日更新
長年、山村・離島等医療に恵まれない、へき地等の地域の医療確保に献身的に尽くしている功労者に与えられる、へき地医療貢献者表彰に、市国民健康保険匹見道川・澄川診療所管理者として、中村医院の中村文春院長が受賞され、9月27日水曜日に市長室で受賞の伝達式を行いました。
中村院長は昭和61年4月から、少子高齢化の進む過疎地域において、30年以上の長きに渡り、匹見地域唯一の医院と国保直営診療所の医師として診療を行い、昼夜・休日を問わず地域内を奔走し、住民の安心に貢献してこられました。また、約30年前からいち早く、高齢者社会を見据えた取り組みを進め、地域の社会資源の連携・協働を推進し、健康づくり・高齢者対策を匹見地域のまちづくりの課題として取り組まれてこられました。
中村院長は、「30年もあっという間だった。」「初めの頃は専門外の患者を診ることに大変苦労したが、生まれ育った地域だったのですぐに慣れた。」「当時匹見では珍しかった胃カメラで、何人もの胃がんを早期発見できたことは良かった。」と当時を振り返っておられました。そして、「住民を長年診ているので、少しの変化にも気づくことができるようになった。」「子どもとして診ていた住民が、親となって子どもを連れて受診に来たことは感慨深かった。」と現在の診療の様子を話されました。
これまでの貢献に感謝するとともに、今後も市の医療の充実にご活躍いただけることを願っています。