市制施行70周年記念

市長メッセージ
益田市長の山本浩章です。
昭和27年8月に市制を施行した益田市は、本年で70周年を迎えます。
中国山地を水源とする清流が日本海に注ぎ、また山陰の東西と山陽とを結ぶ国道が交差し、さらに首都圏・関西圏との空の玄関口、萩・石見空港を擁する益田市は、柿本人麿や雪舟の足跡と、中世の名残を色濃く留めながら、島根県西部の中核都市、また益田圏域の中心として、今日まで進化と発展を遂げてきました。
先人のご尽力とご功績、市民の皆様および関係各位のご理解とご協力に心から感謝申し上げます。
その一方で、これまで幾多の自然災害や人口減少、過疎化といった試練に見舞われ、環境破壊、地球温暖化など国境を越えた脅威に直面し、今また、新型コロナウイルス感染症という災禍の真っ只中にある私たちは、現実を正面から受け止め、そして勇気をもって立ち向かっていかなければなりません。
そのために、何よりも必要となるのは「ひと」です。益田で生まれた人、益田に活躍の場を見出す人、一人ひとりがこのまちで生き生きと育ち、学び、生活し、新しい時代の担い手となっていくことが、持続可能で、希望の持てるまちづくりにつながります。
市制施行70周年を期に、いっそう「ひとが育ち輝くまち益田」の実現に向け、努力してまいります。
引き続き、市民の皆様および関係各位のご理解とご協力をお願い申し上げます。
益田市長 山本 浩章