ポリファーマシーについて

更新日:2022年01月01日

ポリファーマシーとは

 多剤服用の中でも害をなすものを指します。単に服用する薬剤数が多いことではなく、それに関連して薬物有害事象のリスク増加、服薬過誤、服薬アドヒアランス低下等の問題につながる状態です。

服用する薬剤数について何種類以上でポリファーマシーにあたるといった定義はありません。薬物有害事象は処方された薬剤数に比例するとされ、6種類を超えると発生しやすいというデータもありますが、治療に6種類以上の服用が必要なこともあれば、少ない種類の服用でも問題が起きることもあります。大切なのは薬剤の数ではなく、適切な処方であるかということです。

ポリファーマシーを解決するには

新たな病気にかかるたびに別の医療機関・薬局を利用すると、それまでに処方された薬剤の把握のないままに新たな薬剤が処方されてしまいます。
これは、かかりつけ医による薬剤の処方状況全体の把握、薬局の一元化等により適正な処方を行うことで解消に向かうことが期待されます。  

この記事に関するお問い合わせ先

福祉環境部 保険課 保険係
〒698-8650 島根県益田市常盤町1番1号
電話番号:0856-31-0212
ファックス:0856-24-0180

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