館内のご案内
当施設は平成2年に林業振興センター、通称「ウッドパーク」としてオープンしました。
現在は、匹見上公民館・匹見上地区振興センターとなっておりますが、林業を含めた町内の歴史や自然についての資料を展示しています。
匹見町へ遊びに来られた際は、ぜひお立ち寄りください。
林業と山や森林に関する展示
匹見町と林業、森林自然などに関する展示コーナーです。
林業資料の展示
匹見町の総面積の約97%は森林です。昭和30年代までの一大産業であった林業に関する展示を行っています。
特に大正13年~昭和26年まで活躍した「索道」を再現したジオラマと模型は、見ごたえのある展示資料となっています。
林業の盛んだった明治~昭和初期にかけて使用されていた道具や、当時の写真や新聞記事なども展示しています。
また、匹見町内の山林に自生する様々な樹木も写真付きで解説しています。
匹見パズル・森の器
昭和50年代以降、林業の復活を目指して、木材に新たな価値を見出すことを目的に、江戸時代に盛んだったろくろを使った木工製品製造を担っていた木地師の存在をヒントに、「森の器」として新たな木工食器の製造がはじまりました。
同時に、ニュージーランドの迷路デザイナー・ランズボロー氏デザインの巨大メイズを匹見町に導入することをきっかけに、木製パズルの製造・販売も新たに始まりました。
関連して、パズル製作にあたって協力を依頼した、パズルコレクター・デザイナーの故・芦ケ原伸之(あしがはらのぶゆき)氏がコレンクションする世界のパズルなども展示しています。
日本各地の伝統工芸品として有名な寄木細工や組木といわれるものも、パズルの仲間としてコレクションされています。
館内では、実際にパズルで遊べるコーナーもご用意しています。休憩スペースとしてもお使いいただけます。
古代~中世~江戸期の遺跡資料
匹見町は別名「縄文銀座」と呼ばれるほど、縄文遺跡が多く出土したことで有名です。古くは旧石器時代の遺跡も見つかっています。
九州地方の黒曜石。当時から九州との交易等があったと考えられています。
中世にはたくさんの山城が築かれ、城跡も数多く残っています。
昔から日本各地の山々を転々としながらろくろを使った木工製造を家業とする「木地師」と呼ばれる人たちがおり、匹見町にも多くの木地師が入ってきていました。
当時使われていた道具や匹見町にいた木地師の文書などを展示しています。
匹見町の自然
匹見町は西中国山地国定公園と、景勝地「匹見峡」を有し、自然豊かな土地として、古代から人や、多種多様な動植物が共存する地域です。
当施設には匹見町周辺に暮らす動物や野鳥、川の生き物のはく製を展示しています。
里山の鳥の代表「ヤマセミ」です。
川の生き物たちです。清流に住む様々な魚などがいますよ!
その他施設
益田市立図書館匹見図書室
当館は、市立図書室も併設しています。益田館、美都館の図書も借りることができます。
絵本や児童図書から、大人向けの一般図書や小説などがそろっています。
グラウンド・ゴルフ場
当施設の外は全面芝のグラウンド・ゴルフ場が整備されており、社団法人日本グラウンド・ゴルフ協会認定のコースとなっています。
グラウンド・ゴルフ場の使用は無料、道具の貸し出しも無料で行っています。
ご利用の方は、事務所までお越しください。
研修室・調理室
どなたでもご利用いただける研修室と調理室があります。
会議や料理教室など、地域の方々の活動や視察等の会場などにもお使いいただけます。
使用の際には事前の申し込み、また使用料が必要となります。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。
ロビー
入り口入ってすぐのロビーは広い空間があり、閲覧可能な冊子資料や地域の情報などを掲示しています。 また、年数回ほど絵画や写真、歴史資料などの展示会を開催しています。
ロビーに入ると何か大きなものが… ぜひ、ご来館してあなたの目で確認してみてください。
お問い合わせ先
匹見上公民館 および 匹見上地区振興センター
電話番号:0856-56-1144(ファックス:0856-56-0932)
この記事に関するお問い合わせ先
匹見上公民館
〒698-1211 島根県益田市匹見町匹見イ674番地
電話番号:0856-56-1144
ファックス:0856-56-0932
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更新日:2022年01月14日