小野地区の概要

更新日:2021年12月27日

位置

 本地区は、県西端に位置する益田市の中でも最西端にあり、山口県との県境に接するところです。
 東西に、山陰本線と国道191号線が並走し、飯浦から、県道益田津和野線を通り美濃や二条地区へ行くことができ、その先には、津和野町へと通じています。

豊かな自然環境

 地形は、東西に細長く、北には海があり、南は山が屹立して海に迫っています。このため、平地は少なくなっています。白砂青松のごとく、青い海と松の緑があり、また、はなご山をはじめとする山々に囲まれ、風光明媚な所です。
 特に、東西に伸びる海岸線は、三里が浜のシンボル的な存在の「観音岩」、夕日スポットのひとつの喜阿弥の「妻ケ瀬」、砂浜から突き出た岩礁の小浜の「宮ケ島」、さらに西に向かうと、益田十景にも選ばれている「人形峠」、「飯浦漁港・松島」、山口県との県境に奇岩により景観が作られている景勝の岬「鑢崎」等多くの自然があります。

豊富な歴史・文化

 本地区には、古くから寺社が点在し、長い歴史を物語っています。まず、飯浦には、須佐之男命(すさのおのみこと)のほか4柱が合祀されている飯浦八幡宮、飯浦大火により類焼し再建された浄念寺、小浜には、豊漁と海の安全守護の神である事代主命(ことしろぬしのみこと)他4柱が合祀されている衣毘須神社、浄土真宗西本願寺派に属する明円寺、戸田には古代大和にいた小野族がこの地に移住し、891年に鎮座したと言われる小野神社、柿本人丸朝臣(かきのもとひとまろ)と語家(かたらや)翁老姥2体、その他2神が祀られている戸田柿本神社、喜阿弥には、誉田別命(ほんだわけのみこと)[応仁天皇]、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)[神功皇后]、比売大神(ひめおおみかみ)が祀られている喜阿弥八幡宮、そして滑には、市杵嶋比賣(いちきしまひめ)が祀られている厳島神社があります。
この他にも、本地区は、漁業が栄えたことから、漁業に携わった方の墓や築港にかかわる記念碑等歴史を物語る証が数多くあります。

地区別

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小野公民館
〒699-3763 島根県益田市戸田町イ501番地
電話番号:0856-28-0001
ファックス:0856-28-0001

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