『益田市電力リバースオークション 第4弾』の実施結果について
電力契約に係る『第4弾リバースオークション』を実施しました!
益田市では、公共施設の電力コストの抑制及び再生可能エネルギー由来電力の調達による二酸化炭素排出抑制に取り組んでいます。
令和2年度には、一部の電力受給契約について、地方自治体としては全国で初めて、『リバースオークション方式』による再エネ電力調達を試行的に実施しました。
令和5年度は、定額電灯などの特殊な契約を除くほぼすべての電気契約について、リバースオークション方式により再エネ電力の受給契約を締結しています。
この度、令和6年度の電力受給契約についてリバースオークションを実施しましたので、結果を公表します。
【リバースオークションとは?】
「競り下げ方式」と呼ばれ、参加者が1度だけ条件提示ができる通常の入札による調達方法と異なり、定められた期間内であれば、リアルタイムで他社の提示する価格を確認しながら、何度でも条件提示を行うことができるというものです。
リバースオークション第4弾の結果
第4弾の実施結果は次のとおりです。
【実施概要】
対象契約 |
益田市役所その他の公共施設に係る電力受給契約439件(高圧44件、低圧・従量電灯395件) ・所管部局、高圧・低圧の区分等により、A~Hの8グループに分割 ・年間予定使用電力量:10,230,293キロワットアワー ・予定価格:3億5460万円(再エネ賦課金及び消費税額を除く。) |
供給期間 | 令和6年4月1日以後の最初の検針日の0:00から令和7年4月1日以後の最初の検針日の前日の24:00まで(1年間) |
実施方法 |
株式会社エナーバンクが運営するサイト「エネオク」を利用 |
オークション期間 |
自:令和6年2月14日(水曜日)正午 至:令和6年2月22日(木曜日)15:00 |
供給条件 | ・「RE100 TECHNICAL CRITERIA(※)」の要件を満たす再生可能エネルギー由来の供給電力量の割合が、100%であること。 |
留意事項 |
・契約相手方に選定された小売電気事業者は、株式会社エナーバンクに対し、毎月の電気料請求額の中から一定の割合の額を、「手数料」として支払うこと。 ・オークションは、経済産業省の電気・ガス価格激変緩和対策事業による値下げの適用前の額で応札し、供給に際しては、当該値下げを適用すること。 |
※ http://there100.org/going-100
この条件を踏まえてオークションを実施し、次のような結果を得ることができました。
以上のように、コストを抑制を図りながら、再生可能エネルギー100%(RE100)の電力の供給により二酸化炭素排出量を大幅に削減できる見通しとなりました。
今後も、効果的な手法を模索し、さらなる温暖化対策の推進と、コスト抑制による効率的な行政運営に取り組んでいきます。
協力いただいた事業者
この記事に関するお問い合わせ先
福祉環境部 環境衛生課 カーボンニュートラル推進室
〒698-8650 島根県益田市常盤町1番1号
電話番号:0856-31-0698
ファックス:0856-31-1139
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更新日:2024年05月21日