令和5年度 病院勤務医師支援事業 & 赴任医師歓迎事業を実施しました！

  4月から5月にかけて、市内3病院において、市内の病院での勤務が10年を経過した医師に対して感謝を伝える「病院勤務医師支援事業」および新たに市内の病院に赴任した医師に歓迎の意を伝える「赴任医師歓迎事業」を開催しました。

  近年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を縮小して市職員のみで訪問していましたが、新型コロナウイルスに関する規制が緩和されたことに伴い、今年度は従来どおり益田の医療を守る市民の会役員、市議会議員、益田保健所長とともに訪問し、市民・議会・行政が一緒になって感謝と歓迎の気持ちを伝えました。

  益田地域医療センター医師会病院では、「病院勤務医師支援事業」の対象者である婦人科の木島聡医師に感謝状と目録を贈呈しました。また、4月から医師会病院の新院長に就任された齊藤洋司院長、市立介護老人保健施設くにさき苑の新施設長に就任された内藤嘉之施設長をはじめとする新たに赴任された5名の医師に、地元特産品や施設利用券などの歓迎品を贈呈しました。

  新たに赴任された医師からは「病気を治すだけでなく、市民一人ひとりの生活を守っていきたい」とうれしい言葉をいただきました。

  松ヶ丘病院では、4月から赴任された鬼山医師に歓迎品を贈呈しました。鬼山医師は、学生時代に松ヶ丘病院で地域医療実習を行い、医師になってからも非常勤医師として松ヶ丘病院に勤務されていました。このたび、精神疾患について学びたいという思いから常勤医師として松ヶ丘病院に赴任されました。

  益田圏域唯一の精神科病院である松ヶ丘病院で精神疾患について学び、益田の地域医療を支えていただけることを祈念しています。

  益田赤十字病院では、「病院勤務医師支援事業」の対象者である第二消化器内科の山口祐貴医師に感謝状と目録を贈呈しました。また、研修医6名を含む新たに赴任された14名の医師（当日1名欠席）に歓迎品を贈呈しました。

  新たに赴任された医師からの力強い言葉を受け、青木副院長は「医師を継続的に確保することが難しい中でこれだけ多くの医師に赴任いただき嬉しい。これからも頑張ってほしい」と話しました。

  今回赴任された医師の中には、初めて島根県に来られた医師や、数年ぶりに益田に戻ってこられた医師もおられます。
  益田の魅力をたくさん感じてもらい、少しでも長く益田の地域医療を支えてほしいと思います。