『益田市電力リバースオークション 第3弾』の実施結果について
電力契約に係る『リバースオークション』を実施しました!
益田市では、入札等により公共施設の電力コストの抑制を図っています。
令和2年度には、地方自治体としては全国で初めて、『リバースオークション方式』による電力調達を36件の電気受給契約について試行的に実施しました。
また、令和4年度には、『益田市電力リバースオークション 第2弾』として、438件(高圧34件・低圧304件)の電力受給契約を対象として、リバースオークションを実施しました。
令和2年度・令和4年度とも、電力コストを抑制しつつ、再エネ由来電力の受給による温暖化対策を同時実現することができました。
この結果を踏まえ、この度、第2弾で対象とならなかった11件の電気受給契約(すべて高圧)について、令和5年度末までを供給期間として、リバースオークションを実施しました。
【リバースオークションとは?】
「競り下げ方式」と呼ばれ、参加者が1度だけ条件提示ができる通常の入札による調達方法と異なり、定められた期間内であれば、リアルタイムで他社の提示する価格を確認しながら、何度でも条件提示を行うことができるというものです。
リバースオークション第3弾の結果
第3弾の実施結果は次のとおりです。
【実施条件】
対象 契約 |
益田市立益田中学校その他の公共施設に係る電力需給契約11件(全て高圧) オークションは、固定単価型のみ提示可能(独自燃料費調整額設定も可)として実施 ・年間予定使用電力量:316,251キロワットアワー ・予定価格:約1,488万円(税抜額。また、燃料費等調整額を含み、再エネ賦課金を除く。) |
供給 期間 |
令和5年9月1日以後の最初の検針日の0:00から令和6年4月1日以後の最初の検針日の前日の24:00まで(1年間) (一部、令和5年11月1日以後の最初の検針日の0:00から) |
実施 方法 |
株式会社エナーバンクが運営するサイト「エネオク」を利用 |
オークション期間 |
自:令和5年7月14日(金曜日)9:00 至:令和5年7月24日(月曜日)17:30 |
供給条件 | ・「RE100 TECHNICAL CRITERIA(※)」の要件を満たす再生可能エネルギー由来の供給電力量の割合が、100%であること。 |
留意事項 |
・契約相手方に選定された小売電気事業者は、株式会社エナーバンクに対し、毎月の電気料請求額の中から一定の割合の額を、「手数料」として支払うこと。 ・オークションは、経済産業省の電気・ガス価格激変緩和対策事業による値下げの適用前の額で応札し、供給に際しては、当該値下げを適用すること。 |
※ http://there100.org/going-100
この条件を踏まえてオークションを実施し、次のような結果を得ることができました。
以上のように、電気料金が高騰している時期ではありますが、コストを抑制を図りながら、再生可能エネルギー100%(RE100)の電力の供給により二酸化炭素排出量を大幅に削減できる見通しとなりました。
今後も、効果的な手法を模索し、さらなる温暖化対策の推進と、コスト抑制による効率的な行政運営に取り組んでいきます。
今回ご協力いただいた事業者
この記事に関するお問い合わせ先
福祉環境部 環境衛生課 カーボンニュートラル推進室
〒698-8650 島根県益田市常盤町1番1号
電話番号:0856-31-0698
ファックス:0856-31-1139
お問い合わせフォーム
- みなさまのご意見をお聞かせください(環境衛生課)
-
更新日:2023年11月20日