国内で麻しん(はしか)が増えています
現在、海外において麻しん(はしか)の流行が報告されており、国内においても報告数が増加しています。
主な症状、感染経路
症状
・カタル期
38~39℃の発熱、咳、鼻汁、くしゃみ、結膜充血、めやにといった症状から始まります。症状は4~5日続き、この時期が最も感染力が強いです。
・発しん期
口の中の粘膜に白いぶつぶつが現れ、一時的に37℃台くらいに下がりますがその期間は短く、ほとんどの人が翌日から首筋や顔に発しん(赤いぶつぶつ)が出始めます。熱は再び39~40℃台の高熱が3~4日続き、発しんは1~2日のうちに胸、腹、背中、手足へと広がります。
・回復期
熱が下がり、発しんも消退します。発熱から7~9日で治癒します。
感染経路
空気感染、飛沫感染、接触感染にて感染し、ヒトからヒトへ感染が伝播します。感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。
感染しないために
感染力が強く、空気感染もするので手洗い、マスクのみでは予防できません。麻しん(はしか)の予防接種が最も有効です。麻しん(はしか)の定期予防接種を受けていない方、過去に麻しん(はしか)にかかったことがない方は任意での予防接種も可能です。また、海外渡航の際や流行地域へ行く際にも予防接種を検討しましょう。
参考:島根県ホームページ
https://www.pref.shimane.lg.jp/medical/yakuji/kansensyo/other/mashin.html
この記事に関するお問い合わせ先
福祉環境部 健康増進課
〒698-0024 島根県益田市駅前町17番1号 益田駅前ビルEAGA2階 市立保健センター内
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更新日:2024年12月02日