蚊媒介感染症に注意!
蚊媒介感染症とは、病原体を保有する蚊に刺されることによっておこる感染症のことです。
代表的な蚊媒介感染症には、ウイルス疾患であるデング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎、ウエストナイル熱、黄熱、原虫疾患であるマラリアなどがあります。これらの感染症は主に熱帯、亜熱帯地域で流行しています。
日本脳炎については、毎年実施される島根県の感染症流行予測調査で、今シーズン(2023年)すでにブタで日本脳炎ウイルスがまん延し、ヒトへの感染リスクが高くなっていることがわかりました。
主な蚊媒介感染症
治療法
マラリアについては、抗マラリア薬を投与します。
ウエストナイル熱、ジカウイルス感染症、チクングニア熱、デング熱、日本脳炎は、対症療法が中心です。
感染してからの治療よりも、蚊に刺されないための対策が重要です。
予防法
- やぶなどの蚊がいそうな場所に行くときは、肌を露出せず、虫除けスプレーを使用するなど、蚊に刺されないように注意しましょう!
- ジカ熱やデング熱の流行地に渡航する場合は、現地で蚊に刺されないように注意しましょう!
- 蚊の発生を減らすために、定期的に幼虫が発生しそうな周辺の水たまりの除去・清掃をしましょう!
- 下草を刈るなど、成虫が潜む場所をなくしましょう!
- 日本脳炎は不活化ワクチンによる予防接種、マラリアは医師の処方による予防内服が有効です。



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更新日:2023年08月18日