ノロウイルスに注意しましょう！

• 冬は、ノロウイルスを主な原因とする感染性胃腸炎の発生が多くなります。
• ノロウイルスは、カキなどを生で食べたときに食中毒として胃腸炎になる場合と、感染した人の便や吐物から他の人へ感染して胃腸炎になる場合の2つのパターンがあります。
• 手洗いの徹底や糞便・吐物の適切な処理等、感染症・食中毒予防をしっかり行いましょう。 

●潜伏期間

感染から発症まで24～48時間

●主な症状

・吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、微熱が1～2日続く。

感染しても症状のない場合や、軽い風邪のような症状のこともある。

・乳幼児や高齢者は、嘔吐物を吸い込むことによる肺炎や窒息にも要注意。

●手洗い

・トイレの前、料理の前などに石けんと流水で手洗いをする。

・指先、指の間、爪の間、親指周り、手首、手の甲など汚れの残りやすいところも丁寧に洗う。

●消毒

・料理で使用するものは洗剤などで十分に洗浄し、熱湯などで加熱消毒する。

●二次感染の予防

・使用するタオル等は清潔なものを使用し、共用しないようにする。

・ 感染者の便、おう吐物には接触しないよう注意し、接触した場合は十分な洗浄と消毒を行う。

・おう吐物や、ふん便で汚れた衣類等は塩素系漂白剤又は熱湯でつけ置き洗い（消毒）した後、他の衣類とは分けて洗う。

・トイレの便座、ドアノブ、手すりなどは、定期的に清掃、消毒する。

・部屋の換気をする。

・下痢、吐き気、おう吐、腹痛、発熱など風邪に似た症状があったときは、医療機関を受診し医師に相談する。

・一旦ノロウイルスに感染すると、症状が治まっても、長期間（2～3週間程度）便中にウイルスを排泄する場合もあるので十分気をつける。

島根県感染症情報センター 感染症胃腸炎・ノロウイルス情報

https://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/kansen/topics/noro/alert.html