有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について

更新日:2025年12月10日

PFOS及びPFOAの水質検査の実施状況について

有機フッ素化合物の一つであるPFOS及びPFOAについては、TV、新聞等で特集が組まれるなど、近年、市民の皆様の関心が特に高まっています。これまで、水道水に含まれるPFOS及びPFOAの水質検査については、法律で義務化されておらず、水質管理目標設定項目として、益田市では、高津水源地の浄水場出口1箇所での検査を実施しています。暫定目標値は、50ng/Lとされており、検査結果は、令和3年度13ng/ℓ、令和4年度11ng/ℓ、令和5年度16ng/ℓ、令和6年度7ng/ℓであり、いずれの年度においても暫定目標値以下の数値となっています。また、国において、PFOS及びPFOAの水質検査に関する検討が進められた結果、令和8年度から水質基準項目に加えられることとなり、現在、準備が進められています。

益田市として、上記の状況を受け、令和7年2月に5ヶ所(益田水源地管末(多田町)、横田水源地管末(左ヶ山町)、木部水源地管末(金山町)、都茂水源地管末(美都町都茂)、野田水源地管末(匹見町匹見)。益田・横田・木部は、2月5日に採水。都茂(美都)・野田(匹見)は、2月25日に採水)の検査を実施しており、検査結果は、以下のとおりです。また、水質基準項目に加えられるまでの間(令和7年度中)は、この検査結果などを踏まえて、検査箇所等を精査し、随時検査していくこととしており、それぞれの検査結果について加えていきます。

(最終更新日6月30日)

1 水質管理目標設定項目の検査結果について

過去に行ったPFOS及びPFOAの検査結果(採水場所:高津浄水場出口)

  R3年度 R4年度 R5年度 R6年度 R7年度
検査結果(ng/L) 13 11 16 7 18

※いずれの年度においても、暫定目標値である50ng(ナノグラム)/L(リットル)を下回っています。

2 その他の箇所の検査結果の状況

令和6年度及び令和7年度に実施したPFOS及びPFOAの水質検査結果は、以下のとおりです。

令和6年度

採水場所 検査結果(ng/L)
益田水源地管末(多田町) 2未満
横田水源地管末(左ヶ山町) 2未満
木部水源地管末(金山町) 2未満
都茂水源地管末(美都町都茂) 2未満
野田水源地管末(匹見町匹見) 2未満

 

令和7年度

採水場所 検査結果(ng/L)
清水浄水場管末(美都町仙道) 2未満
新二川水源地管末(美都町丸茂) 2未満
小原水源地管末(匹見町紙祖) 2未満
昭和水源地管末(昭和町) 2未満
神田水源地管末(神田町) 2未満
乙子水源地管末(乙子町) 2未満
山折水源地管末(山折町) 2未満
北河内水源地管末(下種町) 2未満
飯浦水源地管末(飯浦町)

2未満

都茂浄水場管末(美都町都茂)

2未満
二川浄水場管末(美都町宇津川) 2未満
笹倉浄水場管末(美都町笹倉) 2未満
中の谷浄水場管末(美都町板井川) 2未満
野田水源地管末(匹見町匹見) 2未満
澄川水源地管末(匹見町澄川) 2未満
広瀬水源地管末(匹見町広瀬) 2未満
三葛水源地管末(匹見町紙祖) 2未満
出合原水源地管末(匹見町道川) 2未満
伊源谷水源地管末(匹見町紙祖) 2未満
落合水源地管末(匹見町落合) 2未満

※検査結果の数値のうち、2ng(ナノグラム)/L未満とは、1L(リットル)に含まれるPFOS及びPFOAの量が検査で測定のできる2ng(ナノグラム)を下回る数値であることを示しています。なお、暫定目標値は、1L(リットル)当たり50ng(ナノグラム)であり、検査結果は、暫定目標値未満となっています。

以下に環境省が作成した「PFOS及びPFOAに関するQ&A集」を添付します。

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道部 工務課
〒698-8650 島根県益田市常盤町1番1号
電話番号:0856-31-0431
ファックス:0856-24-2711

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