シンポジウム「益田家の至宝とその伝来」を開催しました
島根県立石見美術館の「石見の祈りと美」展、益田市立歴史文化交流館「れきしーな」の「中世益田の至宝展」、萩市立須佐歴史民俗資料館の「国境を越えた益田家」展の関連事業として、シンポジウム「益田家の至宝とその伝来」を開催しました。
益田家に伝わった美術品や文化財の価値やその伝来についての基調講演とパネルディスカッションが行われ、多くの来場者が興味深く耳を傾けました。
その様子を紹介します。
日時:令和7年(2025)5月10日土曜日13時から16時まで
会場:島根県芸術文化センター「グラントワ」小ホール(島根県益田市有明町5番15号)
内容:
基調講演1 小山弓弦葉(東京国立博物館)「益田家伝来の服飾品」
基調講演2 森道彦(京都国立博物館)「益田家伝来の絵画」
基調講演3 西田友広(東京大学史料編纂所)「益田家伝来の刀剣」
パネルディスカッション「益田家の至宝とその伝来」
コーディネーター 角野広海(島根県立石見美術館)
パネラー 小山弓弦葉、森道彦、西田友広、重田麻紀(萩市立須佐歴史民俗資料館)、中司健一(益田市歴史文化研究センター)
主催 益田の歴史文化を活かした観光拠点づくり実行委員会、公益財団法人幸島文化振興財団
後援 島根県立石見美術館、島根県教育委員会、萩市
来場者 約180人

益田の歴史文化を活かした観光拠点づくり実行委員会の菅隆宏会長のあいさつ

公益財団法人幸島文化振興財団の山本拓司代表理事のあいさつ(林加奈子氏代読)

益田市の山本浩章市長のあいさつ

小山弓弦葉氏の講演1

小山弓弦葉氏の講演2

森道彦氏の講演1

森道彦氏の講演2

西田友広氏の講演1

西田友広氏の講演2

パネルディスカッションの様子1
パネルディスカッションの様子2
以下は開催予告時のものです。
中世に益田を、江戸時代に萩市須佐を治めた益田氏(益田家)は多くの優れた美術品・文化財を現代に伝えています。
しかし、その伝来過程については十分にわかっていませんでした。
このため、島根県立石見美術館の角野広海主任学芸員(専門:前近代の絵画)を代表に、文献史学(中世・近世)、服飾、絵画の各分野の専門家による共同研究が東京大学史料編纂所一般共同研究に採択され、各文化財の価値と伝来過程を明らかにすることを目的に実施されました。
この共同研究の成果は、島根県立石見美術館の「石見の祈りと美―未来へつなぐ中世の宝」でも紹介されていますが、より詳しくわかりやすく紹介するため、シンポジウムを開催します。
日時:令和7年5月10日土曜日13時から16時まで
会場:島根県芸術文化センター「グラントワ」小ホール
プログラム
13時~ 開会
13時15分~ 小山弓弦葉(東京国立博物館)「益田家伝来の服飾品」
13時35分~ 森道彦(京都国立博物館)「益田家伝来の絵画」
13時55分~ 西田友広(東京大学史料編纂所)「益田家伝来の刀剣」
14時30分~ パネルディスカッション「益田家の至宝とその伝来」
コーディネーター 角野広海(島根県立石見美術館)
パネラー 小山弓弦葉、森道彦、西田友広、重田麻紀(萩市立須佐歴史民俗資料館)、中司健一(益田市歴史文化研究センター)
申込不要、参加無料、先着400人
主催:益田の歴史文化を活かした観光拠点づくり実行委員会、公益財団法人幸島文化振興財団
後援:島根県立石見美術館、島根県教育委員会、萩市
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更新日:2025年05月22日