「今市村庄屋金山家文書」を活字化しました

更新日:2022年01月14日

「今市村庄屋金山家文書」を活字化しました。

江戸時代に代々今市村(益田市乙吉町)の庄屋を務めた金山家に伝わる古文書「今市村庄屋金山家文書」を活字化し、報告書『中世今市遺跡 今市川農道橋架替工事に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書』に掲載しました。この報告書は、島根県内の主要な図書館および益田市内の各公民館に送付しておりますので、配架され次第ご覧いただくことができます。

この古文書は、江戸時代の今市村の様子を現代に伝える貴重な歴史資料です。

また、幕府が全国の様子を調査するために派遣した巡検使を案内した際の「御巡見様御通行ニ付御案内手控」には、浜田藩三隅組の詳細な情報が掲載されており、さらに折居・周布平原・岡崎・向田・古市場・岡見(ここまで浜田市)・土田・西平原の各村は、名所の挿絵も描かれています。

興味のある方はぜひご覧ください。

今市村庄屋金山家文書の原本と活字化したものの写真

「御巡見様御通行ニ付御案内手控」にはこのような形で名所の挿絵が入っています。

この土田村の挿絵には高島(左上)が描かれており、人家も見えます。

この記事に関するお問い合わせ先

歴史文化研究センター
〒698-0033 島根県益田市元町11番26号
電話番号:0856-31-0623
ファックス:0856-31-0641​​​​​​​

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