学校施設の長寿命化計画を策定しました

更新日:2022年01月14日

 学校施設は、児童・生徒の「学びの場」であるとともに1日の約3分の1を過ごす生活の場でもあります。市内の学校施設においては、高度成長期に集中的に整備してことで築30年が経過し、老朽化が著しいことから、近い将来大規模な改修や改築が集中して発生することで多額な財政負担が生じることが見込まれます。

 これら問題に対して、国が策定した「インフラ長寿命化計画」を基に策定された「益田市公共施設等総合管理計画」を上位計画として下支えする計画と位置づけ、老朽化の進む学校施設の現状と課題を把握し、財政負担の軽減と平準化を図り、児童生徒が安全・安心に学校生活が送れるように建物の機能や設備を良好な状態に維持していく長期的な方針と具体的な整備方針を立てることを目的として「学校施設の長寿命化計画」を策定しました。

計画における基本的な考え方

  1. 本計画により、建て替え時期を繰り延べ更新時期の集中化を避けることで財政負担の軽減化・平準化を図る。
  2. 定期的な点検・診断を実施し、計画的な維持補修を行うことで施設を長く使用する。

学校施設の長寿命化計画について

(1) 目的

 本計画は、「益田市公共施設等総合管理計画」を上位計画として下支えする計画と位置づけ、老朽化の進む学校施設の現状と課題を把握し、これまでの対処療法的な事後保全型から計画的な予防保全型へと維持管理手法を転換することで、財政負担の軽減や平準化を図り、児童生徒が安全・安心に学校生活が送れるように建物の機能や設備を良好な状態に維持し、出来るだけ長く活用できるよう長期的な方針と具体的な整備方針を立てることを目的としている。

(2) 計画期間

  2021年度(令和3年度)~2061年度(令和43年度)  (注意)5年ごとに見直し

(3) 対象施設

  学校:23校(小学校15校、中学校8校) 学校給食共同調理場:2施設

長寿命化の実施計画

 今後5年間における実施計画は、次の事項を基本として進めることとしています。

  1. 「益田市学校施設整備計画」を踏まえ、未だ未耐震の施設を中心に改築事業を実施。
  2. 「老朽化に伴う学校トイレの改修計画」の基本的考え方を踏まえ、小学校から中学校へ計画的に改修実施。
  3. 長寿命化改修事業としては、劣化状況調査において、健全度がかなり低く5年以内に対応すべき施設を中心に実施。

学校施設の長寿命化計画 ~効率的・効果的な学校施設の再生計画~ (令和3年3月策定)

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 教育総務課
〒698-0024 島根県益田市駅前町17番1号 益田駅前ビルEAGA1階
電話番号:0856-31-0441
ファックス:0856-24-1380

お問い合わせフォーム

みなさまのご意見をお聞かせください(教育総務課)
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか