友好都市・寧波市について
締結までの経緯
益田を終焉の地とする室町時代中期の画聖・雪舟が明国を訪問した際に、寧波の天童寺で僧堂の首座に就いたことに由来する交流です。
昭和63年に初めて友好使節団を派遣し、交流について協議を行い、1991年10月20日に友好交流議定書を締結して以来、文化、スポーツ、農業、経済等のさまざまな交流を行ってきました。

寧波市について
天然の良港を持つ寧波は、古くは明州や慶元と呼ばれ、日中交流史に度々登場します。大海原を渡った遣唐使が上陸し、鑑真や阿倍仲麻呂が日本を目指して船出し、元寇の際には大軍が出港し、はたまた勘合貿易の拠点ともなり、ときには倭寇が侵入した港でもありました。
現在も中心部人口だけで2百万、市全体では7百万を超す中国有数の港湾都市として栄えています。
交流のあゆみ
平成3年10月
10月20日に友好交流議定書締結
平成3年~20年
市民交流団訪問、中学生交流、技術研修員等の交流
平成28年
寧波市から益田市への訪問
- 萩・石見空港マラソン全国大会へ参加
- グラントワカンタートへ参加
益田市から寧波市への訪問
- 中・日・韓アマチュア囲碁大会へ参加
平成29年
益田市から寧波市への訪問
- 四明問秋山地マラソンへ参加
平成30年
寧波市から益田市への参加
- 高校生合唱団がグラントワカンタートへ参加
令和元年
寧波市から益田市への訪問 (注意)新型コロナウィルス感染症拡のため中止
令和2年度
益田市から寧波市への訪問 (注意)新型コロナウィルス感染症拡のため中止
- オンラインによるグラントワカンタートへの参加
今後の交流予定
令和3年度は寧波市との友好交流協議書締結から30周年にあたり、相互訪問による式典開催を予定していましたが、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため延期となりました。
今年度の事業については、友好都市30周年記念懸垂幕掲揚式、写真展、オンラインによる交流を予定しています。
寧波市のホームページ
この記事に関するお問い合わせ先
産業経済部 観光交流課
〒698-8650 島根県益田市常盤町1番1号
電話番号:0856-31-0331
ファックス:0856-23-4655
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更新日:2022年01月03日