益田市農道施設長寿命化修繕計画(橋梁)

更新日:2022年01月14日

農道における橋梁長寿命化修繕計画について

益田市の農道橋数は38橋となっています。そのうち、橋長15.0以上でかつ橋齢(橋の供用時からの年数)が50年を超過しているものは現在0%ですが、20年後には11%となり、40年後にはすべての橋梁が50年を超過し、急速に施設の老朽化が進行します。
このことは、橋梁の更新や大規模な修繕が同時期に訪れることを意味し、膨大な財政支出を伴うことになります。このような状況の中、道路施設(農道橋)の安全な利用を継続するために長期的な視点に立った修繕計画を立案し、財政支出を平準化することが必要となりました。

老朽化対策の実施

各個別施設計画において、健全度3または4と判定された橋梁について適切な対策・対応を講じ、長寿命化を行います。

健全度4と判定された橋梁については、直ちに第三者被害の防止処置を行い各個別施設計画に基づき、老朽化対策工事を行います。

メンテナンスサイクルの基本的な考え方

  • 橋梁:各橋5年に1度を基本として近接目視を実施します。
    • 部材ごとの状態を近距離より診断し、橋梁毎の健全度を診断します。
    • 健全度は1(健全)、2(予防保全段階)、3(早期措置段階)、4(緊急措置段階)の4段階に区分されます。
  • 実施した点検結果を「益田市道路構造物及び付属物健全度判定委員会」において、点検者による健全度判定に不備がないか、また他事例との整合はどうか等各委員が説明を聞き、最終的な判定区分を決定します。
  • 健全度の確定した橋梁から随時「農道橋個別施設計画」の見直し(フォローアップ)を行います。
    作成されている各個別施設計画を最新情報にすることで全橋梁の中での順位付けを行い、老朽化対策を立案します。

この記事に関するお問い合わせ先

産業経済部 農林水産課
〒698-8650 島根県益田市常盤町1番1号
電話番号:0856-31-0311
ファックス:0856-24-0452

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