故 大谷武嘉氏に「益田市名誉市民称号」を贈呈

更新日:2022年01月09日

大谷武嘉氏の顔写真

 大谷氏は、昭和22年4月より匹見上村議会議員、匹見村議会議員、島根県議会議員を歴任し、昭和38年2月に匹見町長に就任。

 町長就任以来4期16年の長きにわたり創造性豊かな施策を次々に実行展開し、過疎からの脱却を目指して、活力ある新しいまちづくりに全力で取り組む。

 挙家離村など過疎化現象が著しく進む中、過疎対策のための特別立法を目指し奔走。昭和44年7月の衆議院地方行政委員会に参考人として過疎の実態を陳述。また、同年9月には「過疎」を主テーマとした松江市における「一日内閣」においても過疎地域特別措置法の設立を強く要請したことにより、過疎対策の重要性が広く認識されることとなった。

 また、マスコミを通じ過疎の実態と苦悩を広く社会に発信し、「過疎町長」として名を馳せ、立法化に向けて大きく前進させる原動力となった。

 その結果、昭和45年4月「過疎地域対策緊急措置法」が成立。過疎地域に対して様々な対策が講じられたことから、過疎に悩む地域への救いの手となり、平成12年4月「過疎地域自立促進特別措置法」に引き継がれ、今もなお過疎地域振興の礎となっている。

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