避難時のエコノミークラス症候群について

更新日:2023年12月25日

エコノミークラス症候群とは

食事や水分を十分に取らない状態で、長時間足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まりが血管の中を流れ、肺にたまって肺塞栓などになる可能性があります。このような症状を、エコノミークラス症候群と呼びます。エコノミークラス症候群は、最悪の場合、死に至るケースもあります。

避難時におけるエコノミークラス症候群

車中泊や避難所での生活をすると水分補給をしなかったり、長時間足を動かさないでいることが多くなります。災害によっては、地震の建物倒壊などの直接的な原因ではなくエコノミークラス症候群などの災害関連死で亡くなられる方も多いといわれています。避難時においては、災害に対する注意に併せて体調管理に気を付けながら過ごすことが大切です。

エコノミークラス症候群を防ぐには

エコノミークラス症候群を予防するために

1.ときどき、軽い体操やストレッチ運動を行う
2.十分にこまめに水分を取る
3.アルコールを控える。できれば禁煙する
4.ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない
5.かかとの上げ下ろし運動をしたり、ふくらはぎをもんだりする
6.眠るときは足を上げる
などを行いましょう。

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