中世の益田をとりまく交易についての論文を多数収録した『貿易陶磁研究』No.36が刊行されました

更新日:2022年01月15日

 平成26年3月に中須町の「中須東原遺跡」は、「中世の港湾遺跡の成立と展開、さらには港湾を利用した交易の内容まで知ることができる重要な遺跡」として国の史跡に指定されました。

 実際にその後、中世の益田とこれを取り巻く交易についての研究が進んでいますが、平成27年9月に鳥取県米子市で開催された、国内最大級の学会・第36回日本貿易陶磁研究集会(山陰大会)でも、多くの報告で直接あるいは間接的に益田のことが取り上げられました。

 その内容を記録した『貿易陶磁研究』No.36が刊行されました。山陰全体はもとより、益田に関係した記述だけでも充実した内容になっていますので、ぜひご覧下さい。

貿易陶磁研究No.36表紙の写真

注文方法は、下記販売元のサイトをご覧いただくか、書店に注文をお願いします。

関連図書のご案内です。

中世都市研究会編『日本海交易と都市』2016年9月刊。こちらも中世の益田に関する論文を多数収録しています。(下記リンクよりご確認ください。)

益田市教育委員会編『中世益田・益田氏関係史料集』2016年3月刊。文献資料から中世の益田にせまるための史料集です。(下記リンクよりご確認ください。)

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〒698-0033 島根県益田市元町11番26号
電話番号:0856-31-0623
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