中国・寧波市と友好交流30周年記念式典を開催しました!

更新日:2023年02月20日

益田市は、中国・寧波市と平成3年10月20日に友好交流議定書を締結し、令和3年に30周年を迎えました。

当初は、相互訪問による式典の開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大により延期になっており、この度オンラインで式典を開催いたしました。

式典では、記念動画で交流30年のあゆみを振り返ったほか、今後の交流の在り方を再確認したほか、記念品の交換が行われました。

また、益田市からの記念品である日本画の作者である川崎麻央さんにもご出席いただき、作品に込めた思いや、ご自身が中学生時代に実際に寧波市に訪問した際の思い出についてお話しいただきました。

30周年記念式典について

1 日 時 令和4年12月20日(火曜日)16時から17時

2 開催形式 オンライン

3 次 第

[1] 開会

[2] 出席者紹介

[3] 両市プロモーションビデオ放映

[4] 両市長あいさつ ※益田市長挨拶をYoutubeで公開中

[5] 両市交流のあゆみ  ※Youtubeで公開中

[6] 記念品紹介

[7] 記念撮影

[8] 閉会

益田市から寧波市への記念品について

〇日本画

 作者 川崎麻央

 作品題名 「海を渡る雪舟」

 和紙(楮)、岩絵具、金属箔、金属泥、2022

 作者コメント

 この度、中国寧波市と益田市との友好交流の象徴として、雪舟をテーマに描きました。

  遣明船に乗って中国へ渡った 48 歳の雪舟をイメージしており、背景に海と遣明船を描き、雪舟の衣服には、その後雪舟が描くことになる花鳥画のタンチョウヅルを模様として入れています。現存している雪舟の肖像画などを参考にしましたが、晩年の雪舟や幼少期のころがほとんどで、中国へ渡ったころの中年期の雪舟を表現したものがなかったため、今回それも含めて挑戦いたしました。

 希望を胸いっぱいに、船上から煌めく水面を見つめている雪舟さんを表現できればと思いました。私も寧波市へ 2002 年中学生の時に訪問致しました時の記憶は今でも良く覚えております。またこうして御縁をいただきましたことをとても光栄に思い、身の引き締まる思いです。

どうもありがとうございました。

 

※2002年、当時中学生だった作者は「益田市少年友好訪問団」の一員として寧波市を訪問し、文化交流やホームステイを経験。

 

寧波市から益田市への記念品

〇古代貿易船の模型

   作者 楊雪峰(Yang Xuefeng/浙江省 無形文化遺産伝承者)

花梨、2022

※明の時代の貿易船。上海交通大学の研究成果に基づき制作されたもの。

※寧波は古くから海のシルクロードの出発点の一つとして栄えた町で、雪舟も舟に乗って寧波に渡ったことにちなむもの。

※雪舟がこの船に乗ったかどうかは不明。

両市30年のあゆみ

[30周年式典]益田市長あいさつ

友好都市 中国・寧波市について

この記事に関するお問い合わせ先

産業経済部 観光交流課
〒698-8650 島根県益田市常盤町1番1号
電話番号:0856-31-0331
ファックス:0856-23-4655

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