財政状況書（令和7年度上半期）

 「益田市財政状況書」は、地方自治法第243条の3第1項及び財政状況書に関する条例第2条の規定に基づいて、年2回公表しているものです。
 今回は、令和6年度決算の状況及び令和7年度上半期の予算の執行状況等についてお知らせします。

令和6年度の一般会計決算額は、歳入総額296億4,321万1千円、歳出総額290億636万7千円、差引き6億3,684万4千円の黒字となっています。このうち、翌年度へ繰り越すべき財源（5,920万4千円）を控除した実質収支額についても、5億7,764万円の黒字となっています。

一般会計当初予算については、市内就職やUターンの増加につなげる取組として、「若者還流・定着推進事業」の実施、課題を抱える方等の早期発見、課題を複雑化させない予防的対処等の連携の仕組みづくりを行う「つながりの地域づくり事業」などの、重層的支援体制整備関連事業の実施、「一般不妊等治療費助成事業」における不妊治療に係る費用の一部助成上限額の引き上げや、新たに「5歳児健康診査事業」の実施による就学期前の適切な支援、IT産業の集積に向け新たな企業誘致活動などを行う「デジタル産業振興事業」などを進めるとともに、各種施設の更新・長寿命化対策に係る事業へ優先的に予算配分を行っています。

歳入歳出総額は、279億300万円で、前年度と比較して8億3,300万円の増額（率にして＋3.08％）となりました。
なお、9月末現在の現計予算額は、補正予算により、288億1,688万3千円となっています。

上半期の一般会計の執行状況については、歳入が125億3,714万2千円の収入済で収入率43.5％、歳出が119億4,527万3千円の支出済で41.5％の執行率となっています。

特別会計当初予算総額は、125億655万8千円で、補正予算による9月末現在の現計予算総額は、128億1,923万6千円となっています。
執行状況について、歳入は、63億1,756万2千円の収入済で収入率49.3％、歳出は、52億3,503万9千円で執行率40.8％となっています。

 詳細については、ダウンロード用ファイルをご覧ください。