高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種について
肺炎球菌とは
肺炎球菌は主に気道の分泌物に含まれる細菌で、唾液などを通じて飛沫感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。
肺炎は日本の死因の第5位で、その中でも高齢の方の肺炎による死亡率は高くなっています。また、日常的に生じる成人の肺炎のうち約2~3割は肺炎球菌が原因と考えられています。
ワクチンの効果
肺炎球菌には100種類以上の血清型があり、定期接種で使用される「沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)」は、そのうちの20種類の血清型を対象としたワクチンです。この20種類の血清型は、成人侵襲性肺炎球菌感染症(※)の原因の約5~6割を占めるという研究結果があります。
また、沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)は、血清型に依らない侵襲性肺炎球菌感染症全体の3~4割程度を予防する効果があるという研究結果があります。
※侵襲性感染症とは、本来は菌が存在しない血液、髄液、関節液などから菌が検出される感染症のことをいいます。
ワクチンの安全性
ワクチンの接種後に、以下のような副反応がみられることがあります。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
| 発現割合 | 主な副反応 |
| 30%以上 | 疼痛・圧痛*(59.6%)、筋肉痛(38.2%)、疲労(30.3%) |
| 10%以上 | 頭痛(21.7%)、関節痛(11.6%) |
| 1%以上 | 紅斑、腫脹 |
*ワクチンを接種した部位の症状 添付文書より厚生労働省にて作成
対象者
益田市にお住まいの(住民票のある)、以下の対象者1または対象者2に該当する方
※定期接種は対象者1・2を通して生涯で1回のみとなります
対象者1
接種日に65歳の方
※個別通知します
※定期接種の機会は65歳の1年間です。定期接種の対象者で接種を希望する場合は、接種の機会を逸することがないようご注意ください
対象者2
接種日に60~64歳で、心臓・腎臓もしくは呼吸器の機能の障がい、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害がある方も、接種対象となります。(主治医にご相談ください)
対象者の注意事項
次の方は対象外です。
- 予防接種をすることについて本人が希望しているという意思確認ができない方
- これまでに定期接種で「23価肺炎球菌ワクチン」の予防接種を受けたことがある方
- これまでに任意接種で「23価肺炎球菌ワクチン」「肺炎球菌結合型ワクチン」の予防接種を受けたことがあり、医師から定期予防接種の必要がないと認められる方
料金 ※令和8年度から変更になります
3,500円 医療機関にお支払いください。
※生活保護世帯の方は無料
接種方法 ※令和8年度から使用するワクチンが変更になります
沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)を1回接種する
予防接種の受け方
予防接種を希望する方は、以下の予防接種指定医療機関に予約してください。
接種日には健康保険の資格がわかるものなど住所、お名前、年齢が確認できるもの、健康手帳(お持ちの方)をご持参ください。
高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種指定医療機関(令和8年4月1日現在)
(※)は、かかりつけ患者のみ受けることができます。
| あすかクリニック 23-3320 |
石見クリニック 23-2370 |
大畑医院 22-0506 |
小田整形外科医院(※) 22-1168 |
| おちハートクリニック 23-1588 |
斧山医院 22-1346 |
金島胃腸科外科 22-2345 |
黒田医院 22-0966 |
| くろたに内科クリニック 23-7737 |
神崎耳鼻咽喉科医院 22-0551 |
すみかわクリニック 23-1188 |
たかせ内科 25-7373 |
| 津田医院 27-0007 |
なかしまクリニック 25-2503 |
永瀬脳外科内科 31-0480 |
中村医院 56-0008 |
| 林泌尿器科 22-0256 |
平野医院 22-0998 |
益田整形外科医院 22-1305 |
まついクリニック 31-1830 |
| 松本医院 25-2611 |
美都診療所 52-7272 |
村野医院 31-2400 |
山尾医院(※) 22-1878 |
| ゆたかファミリークリニック 25-7000 |
匹見澄川診療所 56-0136 |
匹見道川診療所 58-0007 |
益田地域医療センター医師会病院(※) 22-3611 |
| 益田赤十字病院(※) 22-1480 |
- 事前に予約をしてください。
- 表に記載されていない医療機関の中にも、通院中の方に対しては接種ができる医療機関がありますので、まずはかかりつけ医にご相談ください。
益田市外の医療機関で接種を希望する場合
島根県内の市外の医療機関で接種を希望する場合
島根県内は「定期予防接種広域化事業」を実施しており、この事業に協力している医療機関であれば、益田市の予診票を使用して予防接種を受けることができます。
事前に益田市の予診票等を医療機関へ送付する必要がありますので、益田市健康増進課へご連絡ください。(予診票は健康増進課窓口で受け取ることもできます)
島根県外の医療機関で接種を希望する場合
島根県外の施設等に入所、または医療機関に入院している方でも益田市の予診票を利用して予防接種を受けることができます。
事前に施設や医療機関と契約等の事務手続きが必要になりますので、益田市健康増進課へご連絡ください。
接種の記録について
肺炎球菌ワクチンを接種した際、接種日を記載した「高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種済証」を大切に保管してください。
健康被害救済制度
副反応により健康被害が生じ、厚生労働大臣が定期の予防接種によるものと認定したときは、予防接種法に基づく救済の給付が受けられます。詳細については、下記リンクからご確認ください。
この記事に関するお問い合わせ先
福祉環境部 健康増進課
〒698-0024 島根県益田市駅前町17番1号 益田駅前ビルEAGA2階 市立保健センター内
電話番号:0856-31-0214
ファックス:0856-23-7134
お問い合わせフォーム
- みなさまのご意見をお聞かせください(健康増進課)
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更新日:2026年03月31日