中世の益田についての論文等3本が掲載された『国立歴史民俗博物館研究報告』第212集が刊行されました
中世の益田市域を主な研究フィールドとした国立歴史民俗博物館の共同研究の成果の一部が、同館の『国立歴史民俗博物館研究報告』第212集に掲載されています。しかも3本です。
1つ目は現在の本俣賀町のあたりを治めていた俣賀氏が地域とどのように関わっていたかを考察した渡邊浩貴「石見国長野荘俣賀氏の本拠景観と生業・紛争」、2つ目は益田家の分家の家に伝わった古文書を紹介する田中大喜・中島圭一・中司健一・西田友広・渡邊浩貴「益田實氏所蔵新出中世文書の紹介」、3つ目は中世の本俣賀の領主俣賀氏の古文書が近代においてどのように整理されていたかを考察する田中大喜「「俣賀文書」の史料学的基礎考察」です。
たいへん充実した内容になっています。近日中に益田市立図書館に配架される予定ですので、ぜひご覧ください。
また、注文されたい場合は、財団法人歴史民俗博物館振興会が通信販売をしていますので、このページの一番下のリンクをご覧ください。
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国立歴史民俗博物館等のホームページ
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更新日:2022年01月15日